QTnetが手がけるソリューションサービスは、情報通信の分野だけにとどまりません。
2020年4月に発足したデジタルエージェンシー事業部(QTDA/QTnet Digital
Agency)は、デジタルメディア広告やWebサイト制作などを通して、デジタルマーケティングに関するさまざまな課題を解決しています。営業グループの大山さんに、事業内容や大切にしている思いについて伺いました。
デジタルエージェンシー事業部は、簡単に言うとデジタルマーケティングが得意な広告代理店です。
「企業のイメージアップを図りたい」「社員の採用率を高めたい」「来店者数を増やしたい」といったお客さまのご要望に対して、広告の戦略立案や制作、広告結果の分析、そして継続的な改善などを提案しています。
部署は、営業・クリエイティブ・メディア運用の3チームに分かれます。営業の業務は、お客さまが抱えている課題をヒアリングすることから始まります。
お困りごとをしっかり把握して、クリエイティブディレクターと施策内容を打ち合わせ。
ご要望や熱量を超える提案ができるように、お客さまからヒアリングした内容をそのまま伝えるのではなく、自分なりの意見やイメージを大切にして臨んでいます。
また、副長として、スタッフが円滑に仕事に取り組めるように努めています。みんな一生懸命がんばってくれているので、コミュニケーションをとりながら健康状態に気を配っています。
日々の業務でやりがいを感じるのは、スタッフみんなで考えた提案が採用された時、そして手がけた広告に手応えがあった時です。最近では、「九州電力Eco
Terrace」(鹿児島市)のシンボルキャラクター「テラスくん」を作るお仕事が印象に残っています。施設に設置するために、全長2mほどの人形を制作しました。
センシング機能を使って、場所や人との距離に合わせて喋ったり光ったりするように工夫。アイデアを形にしていく過程がおもしろかったですし、何よりお子さんたちに喜んでもらえていることが嬉しいですね。
また、デジタルエージェンシー事業部は、デジタル以外の分野にも携わっています。
例えば、KEYS Bunkering West
Japanさんという会社のお仕事では、コーポレートサイトの制作だけでなく、事務所の内装もプロデュースさせていただきました。カフェのような心地よい空間が広がっていて、窓からは門司港を象徴する関門海峡や赤レンガを眺めることができます。私が言うのもなんですけど、とても自慢のオフィスになりました(笑)。
どのお仕事においても、お客さまの“その先のお客さま”を常に意識しています。
直接のお客さまさえよければ、それでOKということは決してありません。デジタルエージェンシー事業部のスタッフとして、そして九州のいち消費者として、地域の暮らしがいかに豊かになるかを考えながら取り組んでいます。
より魅力的な提案やアドバイスをするには、詳細な情報をお客さまよりも早く把握することが重要です。例えば、お客さまがプレゼントの景品に焼き物を検討された際、窯元まで足を運び、焼き物の特徴や制作にかける思いなどをしっかり調査します。電話やメールでは伝わらないこともあるので、直接顔を合わせてお話することが、今の時代でも大切だと感じています。近隣エリアをフットワーク軽く行動できるのは、九州を拠点にしているQTnetならではのメリットですね。
近年、デジタルヒューマンやChatGPTといった新しい技術が次々に登場しています。お客さまからの相談も、それに関連する内容が増えてきました。これらの技術が、お客さまに提案するサービスに適しているかどうかは、実際に使ってみないとわかりません。私は、営業に関しては20年以上の経験がありますが、デジタル領域についてはまだまだ勉強中です。
これまでに培ってきた営業のノウハウと、デジタルに精通した若いスタッフたちの知識を共有し、切磋琢磨することで、今後もお客さまのご要望以上のサービスを提供していきたいと思います。
QTnetの通信技術やセキュリティ技術、豊富なWeb制作実績を誇るグループ会社・QTmedia(キューティーミディア)とのスムーズな連携を活かして、課題解決に向けたご相談にワンストップで対応。これまでに、ふるさと納税ポータルサイト集客、賃貸物件サイトのリニューアル及び集客広告、対談動画の企画・編集など多数の導入事例があります。大山さんが「お客さまの期待を上回る提案をしたい」と語るとおり、これからも魅力的なアイデアでデジタルマーケティングをお手伝いしていきます。