今月は福岡県柳川藩主が愛した風情ある城下町
どんこ舟に揺られ優雅な時を過ごす

お堀が巡らされた城下町には、旧柳川藩主立花家の別邸や庭園、白壁の建物など、歴史を伝える史跡が今も数多く残っている。どんこ舟でゆったりと川を下れば、時代をも遡るタイムトリップの始まりだ。

• 柳川といえば川下り。新緑を通して降り注ぐ陽光が、目に眩しい。船頭さんの案内に耳を傾けながら、約60分の川下りを楽しもう。
• 柳川城郭の橋のなかで最も古く狭い「弥兵衛門橋」。川下りコースの難所として知られる、船頭さんの腕の見せ所だ。
  柳川観光開発株式会社
  営業時間／9時30分〜16時30分
  休み／なし
  乗り場／松月乗船場※西鉄柳川駅より徒歩5分。白秋の詩に謳われた”古い懐月楼”の1階が川下り受付、2&3階が松月文人館となっている。
• 5月下旬から6月上旬にかけて、約20品種3万本の菖蒲が咲く「椛島菖蒲園」。川下りのどんこ舟や「水辺の散歩道」から見ることもできる。
  営業時間／9時〜17時※菖蒲の時季のみ開園
  料金／無料
  柳川市役所南の川下りコース沿い
  0944-73-8111（柳川市役所　観光課）
• 江戸時代に藩主別邸があった地に、明治末期に整えられた「西洋館」や「大広間」、日本庭園「松濤園」が当時のまま残り、敷地全体が「立花氏庭園」として国名勝に指定されている。
  柳川藩主立花邸　御花
  営業時間／9時〜18時※立花家史料館の入館は17時30分まで
  休み／なし※臨時休業あり
  料金／大人500円・高校生300円・小中学生200円
• かんぽの宿近くにある「からたち文人の足湯」。一度に70名ほど浸かれる広さで、湯は天然温泉という本格派だ。
  営業時間／10時〜18時
  休み／不定休
  料金／無料
• お堀沿いを散策できる「水辺の散歩道」。日本の道100選にも選ばれており、柳川らしい風景に出会える。川下りをした後は、ゆっくりと散策しながら帰るのがオススメ。

スポット情報はこちら