2月に入り、1年で一番寒い時期を迎えています。全国的にも1月、2月は葬儀が執り行われる件数が多いそうです。いざという時に慌てないためにも、今月は「弔事のマナー」についてご紹介いたします。
■男性の喪服の種類
■女性の喪服の種類
■参列者の通夜での服装
(男性)
(女性)
■参列者の葬儀・告別式での服装
(男性)
(女性)
■香典
■焼香
宗教や宗派によって異なるため、作法に不安がある場合は、事前に斎場に問合せて、それぞれの作法を調べておくと安心です。
■通夜振る舞い(通夜の後に設けられる食事会)
遠慮される方もいらっしゃいますが、「喪家が僧侶や弔問客に対して感謝の意を表す」「故人を偲ぶ」という2つの意味があります。一口でも箸を付け、故人の思い出を語ることが遺族への礼儀です。
■出棺
葬儀・告別式に列席した場合は、出棺まで立ち会うのがマナーです。暑いからと上着を脱いだり、寒いからとコートを着たままの姿で霊柩車を見送るのはNG。喪服姿で合掌し、故人に最後の別れを告げましょう。
慶事でのマナー違反は大目に見られても、弔事でのマナー違反は悲しみの中にいらっしゃるご遺族の感情を逆なでしかねません。故人を偲びつつ、ご遺族のお気持ちに寄り添うためにも、しっかりとマナーを確認しておきたいですね。
高山 友紀子
プロフィール
私立明治学園小・中・高等学校、福岡女学院大学卒業。
大学卒業後10年以上にわたり、九州電力をはじめ福岡地場企業にて役員秘書、ITベンチャー企業で社長秘書兼総務部長として勤務。その経験を活かし、2020年に合同会社Office Fierte(オフィス フィエルテ)を設立。法人向けにオンライン秘書サービスや企業研修(新入社員研修、管理職研修、コミュニケーション研修、接遇研修など)、個人向けにパーソナルプロデュース(見た目、立ち居振る舞い、話し方のマンツーマンでのトータルプロデュース)を提供している。特に、就活生、婚活者、営業職、経営者、子供をお受験させる保護者など、福岡県内外からパーソナルプロデュースの依頼が絶えず、数ヵ月先まで予約が埋まっている。
福岡アナウンススクールアナウンサー受験講座終了。
NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師。
NPO法人日本サービスマナー協会接客サービスマナー検定認定校。
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