暑かった夏も過ぎ、いよいよ秋らしくなってきました。鰯、秋刀魚、松茸、銀杏・・・など、秋の食卓を彩る食材が旬の季節です。私たちにとって、食事をいただく際に欠かせないアイテムと言えば「箸」ですが、そのマナーについてはご存じでしょうか?
西洋料理は「ナイフ・フォーク・スプーン」と3種類のカトラリーを使用し、料理によってそれぞれを使い分けます。一方、日本料理は全ての料理を「箸」でいただきます。日本料理の食事作法は「箸に始まり、箸に終わる」と言われているほど、箸遣いが基本になっていますので、まずは「箸の美しい扱い方」についてご紹介いたします。
【箸の取り方】 ※「図・箸の取り扱い方」参照
【箸の置き方】 ※「図・箸の取り扱い方」参照
【ご飯や汁物の椀を持った時の箸を取り方】 ※「図・器を持った時の箸の取り方」参照
※上記は右利きの方を想定した箸遣いですので、左利きの方は右左を入れ替えてお読みください。
美しい箸の扱い方もあれば、食事をともにする人に不潔な印象を与え、不快にさせてしまう「嫌い箸」というものもあります。食事中に嫌い箸をすることは、マナー違反となってしまいます。
【嫌い箸】
いかがでしたか?せっかくの美味しい食事も、一緒に食事をする人のマナーによって美味しく感じられなくなることもあります。大切な方のためにも、この機会に「ご自身の箸遣い」について見直されてみてはいかがでしょうか。
高山 友紀子
プロフィール
私立明治学園小・中・高等学校、福岡女学院大学卒業。
大学卒業後10年以上にわたり、九州電力をはじめ福岡地場企業にて役員秘書、ITベンチャー企業で社長秘書兼総務部長として勤務。その経験を活かし、2020年に合同会社Office Fierte(オフィス フィエルテ)を設立。法人向けにオンライン秘書サービスや企業研修(新入社員研修、管理職研修、コミュニケーション研修、接遇研修など)、個人向けにパーソナルプロデュース(見た目、立ち居振る舞い、話し方のマンツーマンでのトータルプロデュース)を提供している。特に、就活生、婚活者、営業職、経営者、子供をお受験させる保護者など、福岡県内外からパーソナルプロデュースの依頼が絶えず、数ヵ月先まで予約が埋まっている。
福岡アナウンススクールアナウンサー受験講座終了。
NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師。
NPO法人日本サービスマナー協会接客サービスマナー検定認定校。
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