光回線の4種類の違いとは?
特徴やメリット、選び方を解説

更新日:2024-6-28
光回線の4種類の違いとは?特徴やメリット、選び方を解説

光回線を提供している回線事業者は数多くありますが、光回線は大きく4種類に分けることができます。光回線の種類によって、通信の速度や安定性、料金などに違いがあるため、どのサービスを選んだらいいか迷う人もいるでしょう。
この記事では、光回線の種類ごとの特徴やメリット、光回線の配線方式について解説します。

光回線の種類ごとの特徴

光回線とは、光ファイバーケーブルを利用した通信回線のことです。光の反射や屈折を利用して情報を伝えるため、通信速度が速く、安定しているという特徴があります。そのため、動画を再生したり、大容量のデータをやりとりしたりする場合には光回線がおすすめですが、光回線を利用するには光ファイバーケーブルを設置する回線事業者と、回線をインターネットに繋ぐプロバイダーとの契約が必要です。

なお、光回線は、電力会社系、NTT系、光コラボレーション系、ダークファイバー系の4種類に大きく分けることができます。まずは、光回線の種類ごとの特徴について解説します。

電力会社系

電力会社系の光回線は、電力会社が管理する光ファイバーケーブルを利用した光回線サービスです。各地域の電力会社が光回線を提供しているため、利用できるのは提供エリアに住んでいる人に限られます。

自社で回線からプロバイダーまでを一括管理している場合もあり、通信速度が速く安定しやすいというメリットがあります。また、回線事業者とプロバイダーがセットになっている場合、通信料金が比較的安く、契約の手間が少ないという点も特徴です。電気料金とセットで契約すると、月額料金がさらに安くなるコースを提供している電力会社もあります。

具体的には、BBIQ(九州電力)のほか、eo光(関西電力)やコミュファ光(中部電力)、メガ・エッグ(中国電力)、ピカラ光(四国電力)などが代表的です。

NTTの光回線

NTT東日本とNTT西日本は「フレッツ光」という光回線を提供しています。NTTの広い回線網を利用して全国47都道府県でサービスを提供しているのが強みで、地域によっては利用できる光回線がフレッツ光のみという場合もあります。NTTが提供しているため、信頼性が高いのも特徴です。

しかし、NTTの光回線を利用するには、別途プロバイダーとの契約が必要になることがあります。契約の手続きが煩雑になるほか、光回線利用料とプロバイダー料金を別々に支払わなければならない場合もあるという点に注意が必要です。

光コラボレーション

光コラボレーションは、NTTの保有する光ファイバーケーブルを利用して他の事業者が提供する光回線サービスです。回線自体はNTTの光ファイバーケーブルを利用しているため、全国47都道府県で提供されています。そのため、引越しなどで光回線の契約を乗り換える際も簡単にできるというメリットもあります。

しかし、光コラボレーションは多くの事業者が提供しており、サービスもさまざまです。例えば、多くの光コラボレーションは光回線とプロバイダーのサービスがセットで提供されていますが、光回線利用料とプロバイダー料金を別々に支払わなければならない事業者もあるので、契約前にはしっかり確認しましょう。

主な光コラボレーションには、ビッグローブ光やSoftBank光、ドコモ光などがあります。

ダークファイバー系

ダークファイバー系のサービスは、NTT東日本やNTT西日本が敷設したダークファイバーを利用して他の事業者が提供する光回線サービスです。ダークファイバーとは、実際には使用されていない予備の光ファイバーケーブルのことです。フレッツ光や光コラボレーションで使われている光ファイバーケーブルとは異なるため、回線が混雑しにくいというメリットがあります。

しかし、ダークファイバーは予備回線なので、全国どこでも利用できるわけではなく、地域によっては利用できないところもあります。

なお、主なダークファイバー系の回線事業者は、auひかりとNURO 光などがあります。

光回線の配線方式は3種類

光回線の配線方式は、光配線方式とVDSL方式、LAN配線方式の3種類があります。光回線といっても、配線方式によっては回線速度や安定性が異なるため、光回線の契約を検討する際には、事前に配線方式も確認しておくことが大切です。ここからは、それぞれの配線方式について解説します。

光配線(FTTH)方式

光配線(FTTH)方式は、戸建や集合住宅で各部屋まで光ファイバーを繋ぐ配線方式です。ノイズに強い光ファイバーケーブルが各部屋まで繋がっているため、3種類の配線方式の中でも最も回線速度が速く、回線を分配しても安定性が高いという特徴があります。ただし、比較的新しいマンションなどでは導入されていることが多いものの、古いマンションなどで光配線方式に対応していない場合は工事が必要になります。

VDSL方式

VDSL方式は、基地局から集合住宅などの共用部まで光ファイバーケーブルを引き込み、各部屋へは電話回線用ケーブルを利用する配線方式です。共用部からは電話回線になるため、光配線方式に比べて通信速度は遅くなります。古いマンションなどでも電話回線は各部屋に通っていることがほとんどなので、導入はしやすいといえるでしょう。

LAN配線方式

LAN配線方式は、基地局から集合住宅などの共用部まで光ファイバーケーブルを引き込み、各部屋へはLANケーブルを利用する配線方式です。共用部からはLANケーブルになるため、VDSL方式よりも速度は安定しています。各部屋のLAN挿し込み口にLANケーブルを繋いで利用するため、光回線終端装置(ONU)やモデムを必要としないのが特徴です。

光回線に乗り換えるなら回線事業者とプロバイダーがセットのBBIQがおすすめ!

安定した通信環境を求めるなら、光回線への乗り換えを検討してみるといいでしょう。中でも電力会社系の光回線は、回線が混雑しにくいだけでなく、プロバイダーと回線事業者が一体になっていることが多いため、契約の手間も少ないという特徴があります。九州のユーザーなら、九州電力の光ファイバーを利用したBBIQがおすすめです。

BBIQの光回線は、プロバイダーと回線事業者の一体型で、乗り換えの際の手続きも簡単です。新規契約の際の初期工事費(標準工事費)39,600円に標準工事費相当割が適用されて工事費が実質無料になるため、とてもおトクに回線工事ができます。家族が多くて同時接続する場合でも、安定した光回線で快適にインターネットを利用できるうえ、1ギガ、6ギガ、10ギガと豊富なコースから求める環境に合わせた通信環境が選べます。

BBIQをご検討中の方は、おすすめプランや特典のご案内など、BBIQのサービス内容をぜひご覧ください。

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