光インターネット(光回線)の
戸建・集合住宅(マンション等)の速度の違い

プロバイダーの速度

更新日:2023-6-6

戸建住宅と集合住宅(マンション等)では、インターネットの利用料金が異なります。その理由は、住宅のタイプによって光回線の方式が異なるためです。

また、住宅のタイプによって契約する光回線の選び方、回線工事を依頼する際の注意点なども異なってきます。

この記事では、戸建住宅と集合住宅(マンション等)における光回線の違いについてお伝えします。光回線に関する知識を深めるために、ぜひ参考にしてください。

住居による光インターネット(光回線)の方式・速度の違い

まずは、戸建住宅と集合住宅における光回線の方式の違いについて理解していきましょう。

戸建住宅タイプの光インターネット(光回線)

戸建住宅の光回線は、建物の外まで来た回線を、そのまま建物内に引き込みます。そのため、1本の回線を契約者が独占して使用することができます。

集合住宅と比べると、回線を同時に利用する人数が減るため、回線が混み合うことがなく、比較的速度が速く、通信が安定しているのが特徴です。

集合住宅(マンション等)タイプの光インターネット(光回線)

集合住宅の光回線は、1本の回線を他の入居者と共有することになります。具体的には、1本の回線を建物内に引き込み、そこから交換機を利用してそれぞれの部屋に配線される仕組みです。

1本の回線を共有するため、同じマンションに住んでいる入居者のインターネットの使用状況の影響を受けることがあります。

例えば、平日の夜や土日など多くの入居者が自宅にいる時間帯は、数多くの人がインターネットを利用しているため、回線が混み合い通信速度が遅くなったり、接続が不安定になったりすることもあります。

戸建・集合住宅(マンション等)のインターネット料金の違い

戸建住宅と集合住宅では、インターネット料金に違いがあります。

戸建住宅の場合は、自宅近くの電柱から建物に回線を引き込む工事をおこなう必要があるため、初期費用や工事費用が高くなりがちです。

一方で、集合住宅の場合は1本の回線を他の入居者と共有することや、既に工事が済んでいる場合があることから費用が安くなることがあります。

また、集合住宅と比較して、戸建住宅のほうが通信速度が速く安定しているといった回線の質も踏まえ、戸建住宅の料金を割高に設定しているプロバイダーもいます。

光インターネット(光回線)の月額料金・初期費用

住居による光インターネット(光回線)の選び方の違い

基本的に、戸建住宅か集合住宅かといった住居のタイプによって、回線やプロバイダーの選び方の違いはありません。

いずれにせよ、自分のインターネットの利用の仕方を踏まえ、プロバイダーのサポート体制、サービス内容などを確認して、契約する回線やプロバイダーを決めるべきです。

なお、プロバイダーによっては契約できるエリアが定められている場合もあるので、自分が住んでいる地域に対応しているところを選びましょう。

また、集合住宅の場合は契約できるプロバイダーの指定がある場合もあるので、あらかじめ不動産会社や大家さんに確認しておくことをおすすめします。

プロバイダーの選び方|契約や乗り換え時の注意点とコツ

光インターネット(光回線)を戸建住宅に引く際の注意点

戸建住宅で光インターネットを利用する場合は、建物に回線を引き込む工事をおこなう必要があります。新しく契約する場合は、以下の2つの注意点について理解しておきましょう。

新築物件は開通までに時間がかかることがある

サービスの提供エリア内でも、新築物件の場合、プロバイダーが住所を把握できていないことがあります。

物件の住所登録が完了していないと、開通工事をするにあたって、どの電柱から光回線を引き込むべきか分からない可能性があり、その場合は工事業者がスムーズに日程を決められません。

住所登録を待ってから開通工事の日程を決めることになる場合もあり、工事業者の状況次第では、希望の日程で工事がおこなえない可能性もあるでしょう。

そのため、少しでも早くインターネットを使えるようにしたい場合は、各種手続きを早め早めに済ませる必要があります。

短期解約すると高額な費用が発生することがある

光インターネットを短期間で解約することになった場合、違約金に加えて、工事費用と残りの契約期間分の費用も請求されることがあります。

工事費用無料キャンペーンで契約しても、あくまでもそれは契約期間満了まで利用したときの特典であり、短期解約すると工事費用を請求される場合もあります。

そのため、短期で解約する可能性がある場合は、違約金の有無やキャンペーンの適用対象になるのかどうかを確認しておきましょう。

プロバイダーの解約手続き|準備から違約金に関する注意点まで

光インターネット(光回線)をマンション等に引く際の注意点

マンションで光インターネット(光回線)を利用する際は、次の4つの点に注意して申し込みをしましょう。

光インターネット(光回線)の提供エリア内か確認

光インターネットをマンションで契約する際は、マンションがその光インターネット(光回線)の提供エリアなのかを確認しましょう。提供エリア外だった場合は契約できませんし、もちろん利用もできません。

ウェブサイトなどでかんたんに確認できるのでチェックしてみましょう。

光インターネット(光回線)の工事が可能か管理会社や大家さんに確認

光インターネット(光回線)をマンションなどの集合住宅で新規で契約する場合も工事が必要です。そのマンションによって工事ができない可能性もあるので、管理会社か大家さんに確認し、可能であれば許可をとってから工事の申し込みをしましょう。

万が一勝手に工事を行ない、それが明らかになった際には損害賠償請求の可能性もあるので、きちんと確認し許可取りを忘れず行いましょう。

退去時の光インターネット(光回線)の撤去が必要かを確認

新たに賃貸物件に光インターネット(光回線)を引いた場合には、契約内容によって退去時に光インターネット(光回線)の撤去が必要な可能性があります。契約内容をよく確認し、わからない場合には管理会社や大家さんに確認しましょう。
場合によってはそのまま残せる場合もあるので、早めに確認しておきましょう。

引越しの際は光インターネット(光回線)の工事が可能かを確認

引越しする際に、契約をそのままにしたい場合もあるかといます。その際には、光インターネット(光回線)の移転工事が可能かをプロバイダーに確認しておきましょう。同じエリアであれば移転工事ができる可能性があります。一般的に移転工事は新規で開通工事を行うよりも費用が安くなるため、解約する前に一度プロバイダーに確認してみましょう。

集合住宅(マンション等)で光インターネット(光回線)が遅い時は?

マンションなどの集合住宅でインターネットの速度が遅いと感じる場合、次のような原因が考えられます。

契約している回線・プロバイダーの問題

パソコンをインターネットに接続するには、回線事業者とプロバイダーの両方との契約が必要です。

回線は「パソコンとインターネットを繋ぐための通り道」、プロバイダーは「回線を利用してパソコンを実際にインターネットへ接続するためのもの」であり、これらはどちらも通信速度に影響します。

そのため、集合住宅で契約している回線やプロバイダーによっては、インターネットの速度が遅くなる可能性があります。

プロバイダーとは?基礎知識と主なサービス・役割

集合住宅(マンション等)の配線の問題

集合住宅で利用される配線は、「光ハイブリッド」と「光ファイバー」の2つの方式に分けられます。

建物まで届いている光回線を、電話線やテレビの同軸ケーブルを利用して各戸へ届ける光ハイブリッドの方式に比べ、光ファイバーの方式なら部屋の中まで光ファイバーがきているので、速度が安定しています。

光ハイブリッドは、既存の電話線などを使うことができ、初期工事の手間と費用を省けるといったメリットがあります。

しかし、速度や安定性を重視するのであれば、光ファイバー方式のサービスを提供しているプロバイダーを選ぶのが良いかもしれません。

集合住宅(マンション等)の住民・利用者の問題

マンションなどの集合住宅では、1本の光回線を同じ建物に住んでいる入居者で共用する形になります。

そのため、インターネットの利用頻度が高い方や負荷の高い使い方をする入居者が多ければ、その分速度の低下も考えられます。

夜だけ、休日だけなど特定の時間帯に速度が遅くなる場合は、この問題に当てはまる可能性が高いです。

パソコンやスマートフォンの問題

インターネットの速度が遅いと感じる要因には、パソコンやスマートフォン自体の性能も関係してきます。

パソコンやスマートフォンのドライブやメモリに十分な空きはあるでしょうか。使用していない余計なアプリを起動していないでしょうか。

視覚効果(アニメーション)を有効にしていたり、動作が重いアプリを使っていたりすると、速度低下に繋がることがあります。

LANケーブル、Wi-Fiルーターの問題

LANケーブルには「カテゴリ」と呼ばれる規格があり、カテゴリの数値が大きいものほど通信速度が上がります。

また、Wi-Fiルーターもより大きな規格に対応しているものに変更すれば、通信速度が上がる可能性があります。

規格が上がると値段も上がりますが、古いLANケーブルやWi-Fiルーターを使用している場合は見直してみるといいかもしれません。

集合住宅(マンション等)のインターネット「対応」と「完備」の違い

集合住宅の「インターネット対応」と「インターネット完備」、どちらも似たように思えるかもしれませんが、実は違いがあります。

インターネット対応は、共用スペースまでは回線工事が済んでいる状態のことを指します。そのため、自分の部屋まで回線を引く工事やプロバイダーとの契約は、入居者自身でおこなう必要があります。

一方、インターネット完備は、各部屋への回線工事もプロバイダー契約も済んでおり、入居後すぐインターネットに接続できる状態を指します。インターネット完備の場合、料金の支払い方法は家賃に料金が上乗せされている、もしくは無料などマンションによって変わります。

どのプロバイダーを使用しているのか、また料金がどうなっているのか気になる方は、一度不動産会社へ確認してみることをおすすめします。

マンションのインターネット契約!各回線の特徴比較と注意点

BBIQなら戸建・集合住宅(マンション等)でも快適にインターネットを楽しめる

今回は、戸建住宅と集合住宅のインターネット回線の方式や速度の違い、料金の違いなどについてお伝えしました。

住居のタイプや現在の回線状況によって契約できるプロバイダーは変わってくるので、自分のインターネットの利用の仕方や建物の状況を踏まえて、契約先を決めるようにしましょう。

BBIQの光インターネットは、戸建住宅と集合住宅それぞれのタイプごとに契約プランを用意しています。

戸建住宅でも集合住宅でも快適にインターネットを楽しめるように、高速通信はもちろん、各種オプションサービスをご用意していますので、ぜひBBIQとの契約をご検討ください。

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