インターネット回線の契約方法は?
流れや注意点を分かりやすく解説

更新日:2024-6-28
インターネット回線の契約方法は?流れや注意点を分かりやすく解説

インターネット回線の種類にはさまざまあり、サービスによって通信速度や料金だけでなく契約方法も異なります。そのため、インターネット回線を契約したいと思っても、どのように手続きをしたらいいかよく分からないという人も多いでしょう。

この記事では、インターネット回線の契約から開通までの手順や、インターネット回線の選び方について解説します。

インターネット回線の契約から開通までの手順

インターネット回線を利用するためには、回線事業者とプロバイダーとの契約が必要です。まずは、インターネット回線の契約から開通までの手順を説明します。

1. 回線事業者を選ぶ

インターネット回線を利用するには、回線事業者と契約しなければなりません。インターネット回線には、光回線、ケーブルテレビ回線、モバイル回線、ADSL回線などがあり、それぞれの回線事業者がサービスを提供しています。各回線の特徴は下記のとおりです。

・光回線

光回線は、光ファイバーケーブルを利用した通信回線です。情報を光の反射などを利用して送るため、電話回線などよりも通信速度が速く、長距離の通信にも適しています。また、電磁波の影響を受けないため、回線が安定しているという特徴もあります。

・ケーブルテレビ回線

ケーブルテレビ(CATV)回線は、ケーブルテレビの回線を利用した通信回線です。基本的にはケーブルテレビのサービスとセットで契約することになります。光回線と比べると通信速度は遅く、安定性も低くなるという点がデメリットです。

・モバイル回線

モバイル回線は、携帯電話回線などを利用したインターネット回線です。ケーブルを使わず無線で基地局と接続するため、工事不要でインターネットを利用できるというメリットがあります。

・ADSL

ADSLは、NTTの電話回線を利用したインターネット回線です。音声通話では利用しない周波数帯を利用してデータ通信を行いますが、現在ではほとんどの回線事業者でサービスを終了しています。

2. プロバイダーを選ぶ

回線事業者を選んだら、プロバイダーを選びます。光回線の場合は、使用する光回線が同じでも、プロバイダーによって料金やサービス内容、キャンペーン、IPv6接続対応の有無などの違いがあります。プロバイダーを選ぶ際は、サービスの提供エリア、サービス内容、利用料を確認し、自分に合ったプロバイダーを見つけましょう。回線事業者によっては、プロバイダーがセットになっている場合や、プロバイダーが固定されている場合もあります。

また、回線事業者やプロバイダーによっては、電気料金や通話料、動画配信サービスとのセット割のほか、ルーターレンタル、光テレビ、光電話、補償などのオプションも用意されています。

3 契約を申込み、工事日程を決める

回線事業者とプロバイダーを決めたら、契約を申込みます。インターネットや電話で申込む以外にも、家電量販店などの店頭で申込む方法もあります。

申込み完了後、光回線の開通工事が必要になる場合もあるため、工事の日程調整をしなければなりません。光回線の開通工事は立ち会いが必要になるので、対応できる日程を伝えましょう。

4. 開通工事と接続機器の設定を行う

開通工事当日は、工事担当者が自宅に来て工事を行います。戸建の場合、電柱から家の外壁まで回線を引き、宅内に光ファイバーケーブルを通す屋外工事と、引き込んだ回線を配線する屋内工事を実施します。マンションの場合は、光回線がマンションの共用部分まで導入されていれば、屋内工事のみです。開通工事後は、光回線終端装置(ONU)などの設定を行います。ONUの設定は工事担当者がしてくれる場合が多いですが、ルーターの設定は利用者自身で行う必要があるため、オプションで設定までしてくれるサービスなどもあります。

5. 各端末を回線に接続する

ルーターを設定したら、インターネット回線に接続したいパソコンやスマートフォンなどの端末の設定を行い、接続できるか確認します。インターネットが利用できれば、インターネット回線の開通は完了です。

インターネット回線を選ぶ際のポイント

インターネット回線は提供事業者も多く、コースやオプションもさまざまあるため、どのインターネット回線を選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。ここからは、インターネット回線を選ぶ際に考えておきたいポイントについて解説します。

対応エリア

インターネット回線を選ぶ際には、対応エリアを確認することが大切です。光回線の場合は、住んでいるエリアに回線が通っていなければ利用することができません。対応エリアは各回線事業者のWebサイトで調べられるので、対応エリア内かどうかを確認するようにしましょう。

住居タイプ

インターネット回線は、住居のタイプによって契約できなかったり、料金が異なったりする場合もあるので注意が必要です。光回線の場合、戸建か集合住宅かによってコースが分かれ、月額料金も異なることが一般的で、集合住宅よりも戸建の方が高くなる傾向にあります。また、賃貸住宅に光回線を導入する場合、大家さんや管理会社に回線工事の許可を取る必要がありますが、許可が取れなければ光回線は導入できないので、工事不要のモバイル回線などの利用を検討することになります。

なお、モバイル回線は住居タイプによって月額料金に違いはありませんが、建物によっては電波が届きにくいことがあるかもしれません。

通信速度や通信量

通信速度や通信量についても、インターネット回線を選ぶ際に確認しておきたいポイントです。インターネットを快適に利用するには、十分な通信速度とデータ通信量が必要ですが、光回線であれば動画視聴やオンラインゲームなどもストレスなく楽しめる通信速度が期待できます。また、基本的に通信量の制限はありませんが、プロバイダーによっては、一定期間内に大量の通信を行った場合はプロバイダーにより速度制限がかけられることもあります。しかし、制限がかけられるのは一般的に1日30GB以上といったデータ量になることが多いため、通常の利用であれば十分です。

モバイル回線の場合は、地域や受信環境、接続方法、利用機器、障害物の有無などによって通信速度に差が出ます。通信量については制限なしのコースもありますが、一定期間内に規定以上のデータ通信を行うと、速度制限がかけられることもあります。3日で10GB以上といったデータ量で設定されていることが多く、光回線よりも制限がかかりやすいといえるでしょう。

毎月の料金

毎月の料金も、インターネット回線を選ぶ際に検討する際には重要なポイントです。インターネット回線の月額料金は、契約する回線事業者やプロバイダー、コースによって異なります。光回線よりもモバイル回線のほうが割安になる場合がありますが、回線の速度や安定性、サービス内容、サポート内容なども考慮しつつ、月額料金を比較するようにしましょう。

解約金や契約期間

インターネット回線を選ぶ際には、解約金や契約期間についても確認することが大切です。インターネット回線の契約は、契約期間が設定されている場合が多く、解約月以外のタイミングでの解約には解約金がかかります。しかし、回線事業者やプロバイダーによっては、契約期間の縛りがなく、解約金が発生しないというケースもあるので、事前にチェックしておきましょう。

工事費の有無

工事費の有無についても、インターネット回線を選ぶ際に確認するようにしてください。モバイル回線の場合は導入にあたっての工事は不要ですが、光回線の場合は開通工事が必要になり、工事費もかかります。ただ、回線事業者やプロバイダーによっては、工事費が割引または無料になったり、キャッシュバックしてくれるキャンペーンを行っていたりすることもあります。工事費を削減したい場合は、こういったキャンペーンを行っているサービスを探すのもおすすめです。

キャンペーンの内容

インターネット回線の契約で特典を受けられるキャンペーンがよく行われているので、確認してみましょう。キャッシュバックや工事費の軽減、月額料金の割引など、さまざまな特典があります。その際には、特典だけを確認せずに、キャンペーンが受けられる条件や月額料金などをしっかり確認するようにしてください。

サポート体制の充実度

インターネット回線を選ぶ際には、サポート体制を重視して選ぶのもおすすめです。サポートが充実していれば、トラブルが発生したときにも安心です。問合わせのしやすさなども確認してみましょう。

インターネット回線契約の際の注意点

最後に、インターネット回線を契約する際の注意点について解説します。契約前にチェックしておきましょう。

コース料金は割引を前提とした金額のことが多い

インターネット回線を契約する際には、コース料金について詳細を確認するようにしてください。多くの場合、インターネット回線には契約期間があり、その期間の継続利用を前提に割引した金額を設定しています。また、更新月以外に解約すると、解約金がかかることもあるので注意しましょう。

キャッシュバックの申請期間や支払期間を確認する

キャッシュバックなどのキャンペーンで契約する場合は、その条件について確認することが大切です。多くの場合、自分で申請をする必要があるため忘れないようにしましょう。申請のタイミングはプロバイダーやコースによって異なりますが、開通から規定の期間を経過した後にメールが送られてきて、そこから申請しなければならないこともあります。見落とさないように注意が必要です。

有料オプションは途中解約できるか確認する

インターネット回線を契約する際には、割引やキャッシュバックの条件として、有料オプションに申込まなければならないことがあります。オプションの途中解約ができるか、いつから解約できるか、といったことを確認してから契約するようにしましょう。

開通までには時間がかかることもある

光回線を契約する場合、開通工事が必要になるため、契約を申込んでから実際に開通するまでには時間がかかることに注意が必要です。混み合っている場合は、3週間~2ヵ月ほどかかる場合もあります。ただし、光回線を導入済みの集合住宅で工事も済んでいれば、スムーズに利用できることもあります。

インターネット契約を検討しているならBBIQの光回線がおすすめ

新たにインターネット回線を契約する場合、自分に合った回線事業者とプロバイダーを選ぶことが大切です。インターネット回線を選ぶ際には、対応エリアや通信速度などをしっかり確認するようにしましょう。

BBIQの光回線は、プロバイダーと回線事業者の一体型で、乗り換えの際の手続きも簡単です。新規契約の際の初期工事費(標準工事費)39,600円に標準工事費相当割が適用されて工事費が実質無料になるため、とてもおトクに回線工事ができます。家族が多くて同時接続する場合でも、安定した光回線で快適にインターネットを利用できるうえ、1ギガ、6ギガ、10ギガと豊富なコースから求める環境に合わせた通信環境が選べます。

BBIQをご検討中の方は、おすすめプランや特典のご案内など、BBIQのサービス内容をぜひご覧ください。

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