九州のいいものを見つけることが得意なぼくが、地域の工芸品を紹介するコーナーが始まったよ!どんな素敵なものとの出会いがあるかな~、ワクワク!第1回は福岡県福津市の「津屋崎人形」の工房に行ってきたよ。人形になっちゃったぼくもお楽しみに!
コネクトくんのモマ笛プレゼント…?
詳しくは記事の最後に…!
津屋崎人形の歴史
「津屋崎人形」は福津市の海辺にある津屋崎地区に伝わる土人形で、なんと240年前の江戸時代から作られているんだって!もともとは暮らしで使ううつわを作っていて、そのうち人形や動物を作るようになったそうだよ。多い時には4軒の工房があったけれど、いまは7代目の原田誠さんと奥さん、そして息子の翔平さんが製作する「筑前津屋崎人形巧房」のただ1軒が伝統を受け継いでいるみたいだよ~。
「津屋崎人形」といえば、かわいいフクロウの土笛「モマ笛」や絶妙な表情の人形「ごん太」が有名だよね。「モマ笛」は、江戸時代の終わり頃から縁起物として宮地嶽神社で授与されていたんだって。しっぽから吹くと「ホーホー」って音がして、本物のフクロウみたいなんだ。「ごん太」は明治時代に赤ちゃんのおしゃぶり用として作られたそうだよ。どちらもテレビや雑誌で紹介されたこともあり、いまでは全国的な人気者!
絵付け体験
「筑前津屋崎人形巧房」では、「モマ笛」の絵付け体験ができるんだ。白塗りのモマ笛をどんな色にするか、どんな顔にするかぜ~んぶ自由!もちろんカラフルなフクロウを作ってもいいんだけど、好きなキャラクターやペットを描く人もいるそうだよ。みんなは何を描きたい?ぼくはねぇ、ともだちのキュッティならうまく描けそうって思っちゃった。あっ、うさびーがやきもち焼いちゃうかな?
コネクトくんのモマ笛
そしてなんと~!「筑前津屋崎人形巧房」の原田翔平さんがぼくの「モマ笛」を作ってくれるんだって!わーい、うれしいな~。でもこのフクロウの形が、本当にぼくになるのかな…?
「コネクトくんは光の妖精なんだね」「鼻は照れて赤くなっているんだよね」って原田さんがぼくのことをよく知ってくれてたから、うれしくなって照れちゃったよ~。フクロウの目とくちばしの部分が、意外にもぼくの目と鼻の形にぴったり合うんだって。下書きもせずにササッと筆で描いていくのはさすが職人技。わぁ、だんだんぼくの顔になってきた~!
5つの「コネクトくんモマ笛」のできあがり~!しかもひとつひとつの表情が違うスペシャル版で作ってくれたよ。みんなはどの表情のぼくが好き?自分で言うのもなんだけど、選べないくらいどれもかわいいよね。
みんな~、「津屋崎人形」の紹介はどうだったかな?津屋崎千軒っていう歴史的なまちにある工房では、干支人形やまねき猫などいろんな人形に出会えるからぜひ行ってみてね。ぼくも津屋崎人形になれて感激しちゃった。次の工芸品も楽しみだな~!
筑前津屋崎人形巧房
- 住所:
- 福岡県福津市津屋崎3-14-3
- 電話:
- 0940-52-0419
- 営業時間:
- 9:00~18:00
- 定休日:
- 火・水曜
※絵付け体験は要予約